千葉県幕張の犬猫 動物病院は幕張どうぶつ病院

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日別アーカイブ: 2018年5月19日

巨大食道症のれもんちゃんの食事風景♪

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巨大食道症のれもんちゃん。

お父さんがDIYで可愛い食卓を作ってくれました♪。

このボックスで食べるようになってから吐き気のコントロールが以前に比べ改善し、食後の立位の維持も苦労なくできているそうです。

ボックスの隅々にお父さんのお洒落なこだわりが見て取れますね(笑)。

良かったね、れもんちゃん^^。

 

 

 

 

巨大食道症とは異物による通過障害、血管の異常による通過障害、噴門部の異常による通過障害、食道の機能異常による蠕動障害によって食べ物が吐き戻される(吐出)症状を現します。

先天性の巨大食道症と後天性の巨大食道症に分けられます。後天性の原因としては重症筋無力症、ミオパチー、副腎機能低下症、甲状腺機能低下症などがあげられます。

犬の食道の筋肉を収縮させる作用を有する薬剤は現在のところ存在しません。このため治療法としては食事を高いところに置いて食べ物を重力の力を借りて食道から胃へと移動させるエレベーテッドフィーディングが推奨されます。小型犬や中型犬では食事を与えた後に前肢をもって立たせて遊ばせるようにしておくことにより食道内の食べ物を胃へと移動させることができます。また立った状態で前肢が掛けられる大きさの容器(ゴミ箱や収納BOXetc.)を使用したり、食後に立て抱っこをしても良いと思います。

巨大食道症の症例は他の動物と比較して誤嚥性肺炎のリスクが高くなることが知られています。元気がない、発熱、食欲不振、咳、呼吸促拍などの症状があれば誤嚥性肺炎を併発している可能性があるため速やかに治療が必要です。