千葉県幕張の犬猫 動物病院は幕張どうぶつ病院

千葉県幕張にある犬猫の動物病院なら幕張どうぶつ病院。犬猫の血液検査・心電図検査など幅広い治療を実施。トリミングやペットホテルも。緊急疾患のペットのみ夜間診療を行います。

統合医療

オゾン療法

オゾンとは? オゾン(O₃)は酸素の同素体で、水への溶解度は酸素の約15倍、酸化力はフッ素に次いで高い性質をもちます。

オゾンは強い酸化力により水処理をはじめ消毒、殺菌、脱臭、医療など広範囲な分野で利用されています。東京都の水道水の殺菌処理もオゾンが利用されています。

オゾン水はオゾンと同様に強い酸化力を有しており、残留性がなく、生体への悪影響が少ないという特徴を持ちます。

一般にオゾンガスの半減期は20℃で約40分、オゾン水の半減期は20℃で約20分です。

オゾン療法 ギャラリー

自壊した乳腺腫瘍①
自壊して化膿した乳腺腫瘍
自壊した乳腺腫瘍②
オゾン化オイル使用1週間後
自壊した乳腺腫瘍③
オゾン化オイル使用2週間後
動物用オゾン発生装置 Petfine(TK-20)
動物用オゾン発生装置 Petfine(TK-20)
オゾン直腸注入法
オゾン直腸注入法
血液クレンジング療法
血液クレンジング療法を行うため採血した血液にオゾンガスを注入しているところ
血液クレンジング療法実施中の病院猫のジャイ子さん
血液クレンジング療法実施中の病院猫のジャイ子さん
コメント

・オゾン療法の作用メカニズム

☞局所効果・・・抗微生物作用(細菌、真菌、ウイルス)、抗炎症作用、創傷治癒作用、免疫促進作用
☞全身効果・・・赤血球や免疫担当細胞を活性化し、それらは全身に分布し、脾臓、リンパ節、胸腺などのリンパ系組織や、肝臓、肺、腎臓などに存在する免疫担当細胞を活性化することになり、全身の組織の免疫機能を高め疾病治療効果を発揮することになります。

 

・オゾン療法がもたらす「ホルミシス効果」

オゾン療法は細胞が適応可能な「酸化ストレス」を受けた時に発現する生体防御系の強化が目的になります。オゾン療法で用いるオゾンの量は、1日の呼吸で発生する活性酸素のわずか0.4%です。オゾンと血液が反応することにより活性酸素種(ROS)と過酸化脂質代謝物(LOP)が生成され、それにより生体内で超多成分の内因性物質を誘導し、抗酸化酵素を誘導&免疫系を活性化して、より強いストレスに抵抗できるような恒常性をもたらす生体の適応反応を「ホルミシス効果」といいます。

・オゾン療法の治療効果

急性あるいは慢性的な副作用が殆どない
高率に患者のQOLを良くする
炎症を抑制する(←全ての病気は必ず炎症を起こしている)
抗酸化酵素活性を増加させる(→病因の活性酸素を消去する)
血液循環改善作用
一般的な代謝を促進
免疫系を活性化し、がん細胞等を攻撃するサイトカイン類の産生を促進する
神経細胞の損傷を抑制&修復する
修復不能な細胞を自滅させるアポトーシス能力を高める

・オゾン療法で効果が期待できる疾患

✚感染症(ウイルス、細菌、真菌)
✚虚血性疾患(糖尿病、脳疾患、心臓疾患、腎疾患、下肢疾患)
✚網膜変性疾患(緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性、視神経炎)
✚神経変性疾患(パーキンソン、アルツハイマー、痴呆症、ALS)
✚自己免疫疾患
✚腎不全
✚糖尿病などのメタボリック症候群
✚皮膚科疾患
(アトピー性皮膚炎、乾癬etc.)
✚歯科領域(慢性口内炎etc.)
✚整形外科領域の疼痛症状
✚癌治療
(オゾン療法による癌治療効果を参照)
✚老齢疾患の予防(アンチエイジング効果)

・オゾン療法の留意事項

✎絶対的禁忌・・・コントロールされてない甲状腺機能亢進症G6PD欠損症妊娠初期白血病

✎相対的禁忌・・・消耗性疾患末期癌患者   刺激を与えても免疫系が活性化しない状態

✎注意事項・・・事前に血液検査(G6PD検査含む)、オゾン量は少量から開始、IVCはオゾン療法の後に、抗酸化物質(ビタミンCなど)の服用は治療前日・当日は休薬ACE阻害薬を服用している場合には実施日には休薬