統合医療
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当院では「食間違えば発病す、発病しても食正しければ病治る、すなわち【医食同源】なり」の考えを元に、犬および猫本来の『種にあった食事』を各疾病や生活環境に合わせて飼い主さんと共に考えながら実践していく食餌療法を行っております。

ヒトゲノムプロジェクトの完了により栄養が細胞レベルで身体に「情報」をフィードバックすることが分かってきました。そして全ての病気は遺伝子がベースになっており、栄養が遺伝子のスイッチオン・オフに作用し、食事が直接遺伝子発現に作用し、親の食事が間接的に子の遺伝子発現に影響することが分かっています。

食餌やライフスタイルや疾患は腸内細菌叢に影響を与え消化器の異常をもたらし、それがリーキーガットシンドローム(LGS:腸管壁浸漏症候群)を引き起こすことで、様々な病気に繋がっていくと考えられています。

現在ペットとして飼われている犬や猫は祖先が食べていた栄養バランスとはかけ離れた食餌を摂っている子たちが殆どです。『種にあった理想的なフード』を摂取するために、生食(ローフード)、フリーズドライ、手作り食、缶・ウェット、ドライフードを動物の嗜好性、飼い主さんの手間や管理方法などを一つ一つお話しながら、その子と飼い主さんに合った理想的な食餌内容を試しながら一緒に考えていきます。

【レシピ一覧】

・手作り骨スープ♪

マグロのスープ♪